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労働衛生のポイントの使い方

第2種衛生管理者試験の重要ポイントをまとめています。マスキングされている箇所はクリックで表示されますので、重要ポイントを効率的に学習できます。

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労働衛生のポイント

労働衛生管理統計

疾病休業統計の種類

疾病休業日数率
  • 疾病休業日数率は、在籍労働者の延所定労働日数100日あたりの疾休業延日数の割合であり、次の計算式で算出する。
    疾病休業延日数(日)×100(日)
    在籍労働者の延所定労働日数(日)
病休件数年千人率
  • 病休件数年千人率は、在籍労働者1000人あたりの年間の疾病休業件数の割合であり、次の計算式で算出する。
    疾病休業件数(件)×1000(人)
    在籍労働者数(人)

スクリーニング検査

スクリーニング検査の実施と判定
  • スクリーニング検査によって疾病有りと判断されることを「陽性」といい、疾病無しと判断されることを「陰性」という。
  • 実際には疾病がない人の人数のうちスクリーニング検査で疾病がある(陽性)と判定された人数の割合を「偽陽性率」、実際には疾病がある人の人数のうちスクリーニング検査では疾病無し(陰性)と判定された人数の割合を「偽陰性率」といい、それぞれ次の計算式で算出される。
    偽陽性率(%)=陽性と判定された人数(人)×100
    実際は疾病がない人の人数(人)
    偽陰性率(%)=陰性と判定された人数(人)×100
    実際は疾病がある人の人数(人)
  • 労働衛生管理では、種々の検査において、正常者を有所見者と判定する率が高くなるようにスクリーニングレベルが低く設定されているため、有所見の判定の的中率が低い統計データとなる。
  • 労働衛生管理におけるスクリーニングは、「正常者が有所見者と判定されるケース」よりも「有所見者が正常者と判定されるケース」を避けるべきと考えてスクリーニングレベルを設定します。

労働衛生管理に用いられる統計

統計のポイント
  • 生体から得られたある指標が正規分布という型をとって分布する場合、そのバラツキの程度は、分散標準偏差によって表されている。
  • 集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった特徴をもつ集団であると評価される。
  • 健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、一定期間に有所見が発生した者の割合を発生率という。
  • ある事象と健康事象との間に、統計上の相関関係(一方が多いと他方も多い、など)が認められても、それらの間に因果関係がないこともある。

ちょっと休憩!頭の体操

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更新履歴

【2024/4/8】令和6年4月の過去問題を追加しました。

【2023/11/5】令和5年10月の過去問題を追加しました。

【2023/4/10】令和5年4月の過去問題を追加しました。

【2022/10/3】令和4年10月の過去問題を追加しました。

【2022/4/2】令和4年4月の過去問題を追加しました。